お金は欲望や感情に形を与える

社長はまず最初にお金について学べ

そもそも、「お金」とは何でしょうか?
実は、私たちはその実態について驚くほど判っていません。

毎日のように、お金を使って生きていて、そのお金を稼ぐ為に商売をしているのに、ほとんどの人がよく解らない状態のまま商売をし、生きているのです。

お金とは何でしょうか

あなたは、これまでに「お金」について、学校で教わったりしたことがありますか?

おそらく無いはずです。

なぜか、学校では教えません。学校の先生だけではなく、親ですら「お金」について教えることは、ほとんど無いのです。

世界中のすべての人が、「お金」がもっと欲しいと考えています。

しかし、誰も「お金」とは何なのか、正確に理解している人は、ほとんどいないのではないかと思います。だから、「お金」について、誰も知らないまま、世界は回っているのです

「お金」を誰もが欲しがっているのに、なぜか、隠され、タブー視され、誰も深く追求しようとしない。そして、だれもがお金に関する話になると戸惑ってしまう不思議なもの。

それが「お金」なのです。

お金はただの数字ではない

「お金」は収入や借金を計算する為のただの数字ではありません。ただの数字であれば、誰もお金で困ったり、借金を恥ずかしがったりしないはずです。

しかし、初対面の相手にたいして「あなたの借金はいくらありますか?」などと、聞こうものなら、ほぼ確実に相手は怒り出すでしょう。

借金について、聞くのも嫌だし、聞かれるのも嫌なものです。しかし、本来、借金とは、単なる数字でしかないはずなのに!

また、お金は1円や100円、500円といった貨幣でもありませんし、また、1,000円、10,000円といった紙幣でもありません。

そもそも、紙幣と貨幣とは、同じお金なのですが、まったく違う存在なのです。
例えば日本の通貨には2種類が存在します。その一つが紙のお金である紙幣であり、もう一つが貨幣と呼ばれる金属のお金です。実は、この紙幣と貨幣では、発行元もお金としての意味合いも、全く違うのです。

日本の紙幣には、「日本銀行券」と書かれているように、紙幣を発行しているのは日本銀行であり、日本政府ではありません。

それに対して、貨幣は日本政府が発行しています。貨幣は補助貨幣という存在で、日本国内だけでしか使用することが許されていません。ですので、海外に日本の硬貨を持って行っても、外貨と両替することはできないのです。

海外に行ったことがある方なら分かると思いますが、空港などで両替した際、紙幣しか渡されないのは、それぞれの国の貨幣は紙幣とは違う扱いであるという意味なのです。

さて、お金の意味となるともっと広くなります。もちろん、これらの紙幣や貨幣を指す時もありますが、「お金」の持つ意味はそれに限られないのです。

もし「お金」がこういったただの物質や単なる数字であったなら、話は単純であり、だれも、もっともっとと欲しがったり、借金で困ったりすることは無いはずなのです。

お金に絡みつく数々の欲望

しかし、現実には、私たちはもっと「お金」を欲しいと願い、反対に、借金に対して後ろめたさを感じています。

結局のところ、「お金」に対する私たちの行動が、「お金」を複雑にしているのです。

私たちは、お金に感情的な価値を与え、お金を過大評価し、お金の本来の目的と違う使い方をしていく為に、どんどん、「お金」を複雑怪奇なものにしてしまっているのです。

「お金」は、リトマス試験紙のようにその人の性格をはっきりとさせていきます。

お酒が好きな人は、お金があれば、もっとたくさんのお酒を飲むようになるし、ファッションが好きな人は、もっと多くの服を買いたいと思います。

思いやりのある人が「お金」を持てば、チャリティーに使ったり慈善事業を立ち上げたりします。

しかも、現在の自分が、はっきりするだけではなく、こうありたいという未来の希望や過去の記憶や、過去に犯してしまった失敗に対する後悔まで拡大するのです。

つまり、「お金」は、私たちの夢や空想、欲望や感情などに形を与えるのです。

お金には感情を生じさせる力がある

私たちは、ただお金を稼いだり、貯金したり、消費したりしているだけではありません。

「お金」に対して、もともと無いはずの感情的な力を生じさせているのです。この力は強大で、私たちを振り回し支配していきます。この力によって、道を過ち自らを苦しめていきます。

しかも、ほとんどの人が、こうした「お金」の持つ本当の姿に気づいてさえいません。

だから、「お金」を得ようと思って、躍起になっても思うように得られないし、たとえお金を手にしたとしても、幸福からますます遠ざかってしまうのです。

もし、あなたがお金の問題を抱えているのであれば、まずは、お金について知ることから始めてください。

「お金」のことがちゃんとわかっていないと、「お金」を得ることはできないし、いつまで経っても「お金」の問題からいつまでも開放されないのです。

特に小さな会社や個人事業者の場合、社長のお金の知識が、そのま業績に直接的に影響を与えます。

だからこそ、まず最初にしっかりとお金について学ぶ必要があるのです。

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